2013-02-28

子ども用カレーが登場 インデアンカレー




久方ぶりインデアンカレーに行ったら
お子様カレーができており、
子連れの我が家は歓喜。特にむすめ。

380円、ジュースもデザート(ゼリー)もついてくる。
そして肝心のカレーは、かな~り甘め。
これは子ども、喜びますよ~。


このお店、サイズがS、M、Lから選択できて
トッピングも豊富なのがうれしいです。


こちら、野菜卵カレーにトンカツトッピング、
Sサイズなら730円。


野菜卵スパゲッティ、なんてものも。




2013-02-27

江戸がマンガでよみがえる 杉浦日向子

じぶんが好きな漫画家を
何人か挙げるとしたら、
必ず入れたい方。

好きすぎて、娘が生まれたら「日向子」にしようと思っていました。
(けっきょくやめちゃいましたが…)

若くして亡くなっていますが、
NHKのコメディー「お江戸でござる」の
コメンテーターだった方、といえば
分かる方も少なくないでしょう。

文筆家としても知られていますが、
そもそものデビューはマンガ。

健康状態の悪化により、デビューから10数年で
断筆してしまいますが、
その期間に描いたマンガが、どれもすばらしい。
唯一無二の世界です。




デビュー作「二つ枕」は、まるで浮世絵。




それをマンガにされた日には。



話に、目立った展開や盛り上がりがないけれど、
とにかく絵柄に圧倒されます。






絵は、時代とともに変化して、
個人的には「百日紅」(さるすべり)という作品のころが
絵柄も話も一番好み。




味がある、とは、こういうことをいうのだと思います。

そしてこの「百日紅」も、実に淡々とした話が続きます。
葛飾北斎とその娘お栄、そしてのちの渓斎英泉
この3人を軸に展開する物語。

通常物語とは、解決すべきカタルシスがあるものだと思います。
分かりやすい例だと、「敵を倒す」。
このマンガは、そういったカタルシスが、ほぼ、ない。
それなのに、おもしろい。
展開がゆるいのに、その空気感に魅入られる。



ただいわゆる分かりやすいマンガを
求める人には、向きません。
いわゆる「ガロ系」がいけるなら、これもいける。
そもそものデビューはガロだし。








二つ枕 (ちくま文庫)二つ枕 (ちくま文庫)
杉浦 日向子

筑摩書房  1997-12
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百日紅 (上) (ちくま文庫)百日紅 (上) (ちくま文庫)
杉浦 日向子

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百日紅 (下) (ちくま文庫)百日紅 (下) (ちくま文庫)
杉浦 日向子

筑摩書房  1996-12
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文庫がリーズナブルかつかさばらないのでおすすめ。

ほんとにはまったなら、全集ですな。
杉浦日向子全集 全8巻セット杉浦日向子全集 全8巻セット
杉浦 日向子

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2013-02-26

「雪国」川端康成



雪国 (新潮文庫 (か-1-1))雪国 (新潮文庫 (か-1-1))
川端 康成

新潮社  2006-05
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最近、気に入る小説の著者が
ノーベル賞の受賞作家ばかりであることに気づきまして。
ガルシア・マルケスとかゴールディングとか。


で、日本のノーベル賞作家も読んでみようと思い
手にとったのがコレ。

頑なに無為徒食に生きて来た主人公島村は、半年ぶりに雪深い温泉町を訪ね、芸者になった駒子と再会し、「悲しいほど美しい声」の葉子と出会う。人の世の哀しさと美しさを描いて日本近代小説屈指の名作に数えられる、川端康成の代表作。


書き出しがとにかく有名ですが
そういえばちゃんと読んだことがなかったな、と。
でもなんで教科書に載ってないんだろう、
そう思って読んでみたら。

これは教科書みたいなものに載せられない、
想像以上にセクシュアルな話でびっくり。
直接的な表現は載っていないとはいえ、
男女間(しかも愛人)の、肉体抜きの恋愛。

それを驚くほど流麗な文体で彩っています。

主人公は妻子があり、旅先で知り合った芸者と
恋愛関係のような、愛人関係のような、
惹かれ合いつつも交わらない関係となります。

ですので現代の舞台で置き換えると
不倫、または浮気、ということに。

それでも小説全体がいやらしくないのは、
その文体が実に見事で、
まさにタイトルである「雪国」のさまが
生き生きと描写されているから、だと感じました。

そしてその描かれている世界が
日本の原風景、美しき日本。
これは確かに海外で称賛される。


中編程度の長さですが、
ラストの唐突感が実にすばらしく、
そこに度肝を抜かれました。そう終わらすか。


2013-02-25

海の町なのに本格メキシコ料理「ナスカライン」

金沢のような地方都市は、
人口が限られるので、
お店の数も、大都市に比べると
どうしても少なく、しかも
マニアックなジャンルはあまりありません。

エスニック料理が特にそうで、
中華やカレー(インド)はありますが
それ以外はあまり数がありません。

そんな地方市場では貴重といえる
メキシコ料理店。
それが海の町、内灘にある
「ナスカライン」です。

ここは、いい。
本当に、いい。

本格的でリーズナブル、
お店の雰囲気も上々。

とりわけランチは素晴らしいです。
900円で、超本格派のメキシコ料理が
味わえます。

前菜、選べるメインで900円。
まず前菜。




いつも、必ずサボテンが出てきます。
マリネです。
これがまるで海藻か山菜か、
不思議ながらおいしい。
前菜はいつもお野菜たっぷりでうれしい。



メイン、トルティーヤとメキシカンライス(トマト風味)から選択可。
最近ハーフ&ハーフができたみたい。
どちらも、ほかで味わえない、
本場を知らないけど感じられる本場感。


わざわざ内灘まで足をのばす価値あり!




2013-02-22

昼から飲み会ができる!片町・赤玉本店

お昼でも飲み会!!

これぞダメ人間!!

そんな集いができる、貴重なお店。

片町スクランブル交差点にある、「赤玉」です。




友達を集めて飲み会をしたいと思った2月、
しかし子持ちが多く、夜だと厳しい。
そんな中「昼から飲めばいいんじゃね?」の
案が出て、それならいい、みんな行ける、
子どももなんとか連れて行ける!!


というわけでお店探し、
しかしやはり、昼からやってる飲み屋なんて、ほぼない。
金沢駅だったら百番街内のおでん屋「黒百合」があるけど、
あそこはカウンターと小上がりが近く、たぶんたばこくさい。


そこで浮上したのが「赤玉」、
12時から営業、小上がりはカウンターからちょっと離れている。
昼休憩もない、これだ!!


事前に予約、子連れでもOKとのこと。




おでんはさすがの充実ぶり。


一品料理は、残念ながら夜より少なく
かなり限られてしまいます。
焼き物とか天ぷらとか、ありません。


しかししかし、
昼から飲めるという贅沢。

そして何よりおでんがうまい。

おでん、どれもうまいので、
昼の場合はひたすらにおでんを食べるのがよいです。




白えびもありました。



大人8人(うち2人は途中参加)、子ども2人で
かな~り飲み食いし、
日本酒は1升あけていたのですが
一人頭3000円強と大変お手頃。


お店を出てからも、外が明るい。

昼飲み会、いいです、おすすめです。



2013-02-21

PA離れしたラーメン「女形谷」下り



仕事がら、富山・福井に移動することが
少なくありません。
時間がないときに重宝するのがPA・SAのご飯。

特に最近は、昔と違って
安い早いうまい、になってきてると思います。


そんなPA・SAグルメで、
個人的にトップクラス、
そしてPA・SAグルメに目覚めた一品。
それが「女形谷」下りの醤油ラーメンです。

ワンコイン500円という価格なのに、
チャーシューもノリもメンマも入ってる本格派。
スープは醤油、コクがあり、背脂もうき、
ちょうどいいこってり感。












2013-02-20

粟森梅月堂のおはぎ





またまた、何度でも食べたいお菓子に出会えました。

金沢市大野にある、「粟森梅月堂」。
ここのおはぎが、実においしいそうで、
雑誌「金澤」やら「FAVO」で取り上げられていたのをみて、
いたく興味がわきました。

で、行って買ってみました。
1つ120円。


これは、違う。
入手しやすいおはぎとは、違う!!


おはぎって、正直あんまり差がつかない
和菓子だと思っていました。

しかしここのおはぎは、
もち米のつぶし加減が実に絶妙で
何よりあんこ、あずき自体のうまさが違う。

これはいい、これはほんとにうまいおはぎです。
買いです。


ちなみにこの「桜餅」、
通常120円のところ90円とオトクになっており購入。
これも、桜の葉っぱの香りが上品なのに
生地とあんこの味が実にしっかりしており負けてない。
つまり、びっくりするほどうまい。



ここも通うべき名店です。
絶対また行く。


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2013-02-19

これぞ良き街の中華食堂 チュー金石店「タルメン」

先日行って、気に入った金石のチュー。
海みらい図書館の近くにあるので、
本を借りにいったついでに、寄るようになってきています。

ここのラーメンの麺には卵が入っていない、
つまりアレ持ち娘も食べられる、
しかも安いときたもんだ。

独創的なメニューが多く、
名前だけでは想像できないものが…
「フライメン」「北京メン」「天津メン」などなど。

先日は、「タルメン」なるメニューを頼んでみました。
野菜炒めあんかけを載っけたラーメンでした。


600円。

これが!!
神メニュー来た!!


すっごい、おいしいです。

ここのラーメン、スープの味が
とてもすっきりしていて、
それだけでもおいしいのですが、
野菜炒めのうまみがグっと加わっています。
野菜炒めは、結構コショウがきいており
それがスープとまざるといい感じになります。

いやーこれはいいですよ。


僕らがいったときは地元の人が続々と訪れ、
しかもみな、ほぼ徒歩。
まさに町の食堂。




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2013-02-18

マイクロフォーサーズ SIGMA 19mm F2.8 EX DNを購入(3)

SIGMAのマイクロフォーサーズ用レンズ、
ニュースリリースによると、
外装等が金属製になったハイグレード版が出るそうで…

ということで、SIGMA 19mm F2.8 EX DNは、
廉価版の位置づけになりそうです。

そのうち価格が下がるかもしれないし、
15000円弱という現在の価格をキープするかもしれない。

いずれにせよ、外観イメージが
いまのプラスチック製のもので不満がない人は、
買っておいたほうがよさそうです。


F2.8の明るさがあり、
ボケ具合もいい、
レンズ自体もそこまで重くない、
フードやケースなどアクセサリーも標準装備、
しかも安いと、メリットいっぱい。


まるでステマのようですが、
ほんとにおすすめしたくなるレンズですよ。
最近はコレとオールドレンズしか使ってません。


先日読んだ、写真指南本に
「写真のボケは人間の目では
 決して見えないもの」と書いてあり
ああなるほど、だから魅力的なんだと。
そんな写真の醍醐味・ボケが、
このレンズならまあまあ撮れます。


料理が特に、ボケていい感じになりますよ。













付属品は以前ご紹介してるので、
ご興味があればぜひ。



シグマ 19mm F2.8 EX DN MFT マイクロフォーサーズ用 デジタル専用 単焦点 広角シグマ 19mm F2.8 EX DN MFT マイクロフォーサーズ用 デジタル専用 単焦点 広角

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2013-02-15

個人的にコスパナンバーワン ステーキかた瀬

「ステーキ」「ビフテキ」。


昭和生まれの自分にとっては、
なんと甘美な響きなことよ。



いまでこそ、ファミレス等で
ステーキは食べられるようになったけど、
それでもやっぱりステーキには「高級」の
イメージが強い。


その分、安くても、あまりおいしくないステーキは
食べたくない。だってあこがれの存在だったはず、
そのあこがれを体現した味のはず。


だからファミレスでは、あまり食べません。


そんな自分が、
「ステーキ食べに行くならここ」
と決めているのが、ステーキかた瀬です。



なぜか。


「安い」「上手い」「美味い」から。


ランチにしか、行ったことないんですけど…



1260円で、ロースステーキがいただけます。
これがもう、絶品!!

もちろん焼き方も指定できるし(いつも自分はミディアムレア)、
ちゃんと脂身を切って脂をぬいたうえで出してくれるし、
ニンニクもカリカリにして出してくれるし、
ご飯とお味噌汁、自家製おしんこ(絶品!)つき。

パーフェクト。

ランチの肉はアメリカ産らしいのですが、
それが信じられないほどやわらかく、とにかくうまい。


カウンターのみの小さなお店ですが、
4月にはマンテンホテル(金沢駅西口あたり)の
近くに移転するそうで、テーブル席ができたらいいな~。




2013-02-14

古き良き昭和の食堂 加登長 横安江町店

加登長、それは金沢のうどんチェーン。
チェーンというより、おそらく暖簾分けだと思われますが、
いたるところにあります。

内灘や松任にもありますが、基本は金沢市。



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加登長でGoogleMAP検索したら、こんなことになります。



この日訪れたのは、かつてアーケードがあった
横安江町のお店。
ここ、かなり古いはず・・・
小さいときから見ていた覚えが。入ったこと、あったっけ…
中も、結構年季が入った感じです。
でも掃除も行き届いている。


メニュー。



多い、多い。
まさかカレーやハヤシまであるとは…


おなかがすいていたので、とんかつが食べたい。
けど、普通のより「洋風かつ丼」が気になる…

お店のおばちゃんに「これなんですか?」と尋ねたら、
「ソースかかっとるげん」と。
そうか福井のソースカツ丼みたいなやつか!!












待つこと10分ほど。
到着。







予想外。予想外だよおばちゃん・・・

まさかの錦糸玉子、さやえんどう。


カツは熱めなのに、錦糸玉子は冷たいという
謎の組み合わせ。
個人的には、食べるのが遅いうえ、
猫舌なので、時間がないときにこれはうれしい。
味はいいですよ、まさに昭和の食堂の味。
はずれがない、安心の味。

加登長文化は奥深いですね、
どこかで調査してくれないかな。
加登長のすべて、みたいな。



※以前の本店の訪問記はこちら

2013-02-13

数少ない、好きなとんこつラーメン「六七家」

2017年6月追記 閉店したそうです

とんこつラーメンはいまいち得意ではありません。

臭い、と感じてしまいます。

そんな自分が、好きなとんこつラーメン。

六七家」です。

「家系ラーメン」と呼ばれるヤツで、
とんこつ醤油、というのが正しいでしょうが…

昔、笠市町にあったときは
よく行ってました。

高柳に移転してからははじめて。


普通のラーメン600円に、
味玉50円をプラス。

スープは濃いめながら、
そこまでとんこつくさくなく、とろとろ。
麺は太くてちぢれていて、よくからむ。

こってりしたいラーメンが食べたいときに
また足を運びたいですね。頻繁には、厳しいけど…


お手頃だし。



2013-02-12

「死刑囚 最後の晩餐」

死刑囚 最後の晩餐死刑囚 最後の晩餐
タイ トレッドウェル ミッシェル バーノン Ty Treadwell

筑摩書房  2003-07
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アメリカの死刑囚は、
執行直前に、好きなものを食べていいそう。

この本は、ただただそんな情報を集めた一冊。

書いた動機は、食と犯罪、人間形成が
リンクされているかどうか、といったところらしいです。


死刑囚の犯罪、そして詳細が触れられ、
人によっては死刑直前の様子もリアルに描かれており、
非常にイマジネーションがかきたてられます。

惜しむらくは、死刑囚の最後の晩餐が
すべてイラストなこと。
写真のほうがインパクトがあると思います。


しかし死刑制度の是非、
さらには死刑囚の人権、
そういったもろもろのことまで
考えさせられる一冊でした。
ノンフィクションとしても、一流。






2013-02-11

いちご大福食べ比べ

いちご大福の季節がやってきました!!

なぜか、たまたま、和菓子屋に頻繁に行く
機会があり、3日連続でいちご大福をいただきました。
それぞれの味をレポ。



越山甘清堂、180円。

いちごの粒が小さめながら、
あんこ(白あん)が多めで、結構甘め。
もちはほたほたながら、
卵が入っており、アレ持ち娘は食べられず…

入手しやすく、ハズしもない感じです。


東山の「月天心」、180円。

これは、最高。

いちごが「べにほっぺ」を使っているらしく、
とにかくジューシー、いちごの果汁があふれる!!
でもそれを受け止めるあんこも、餅も、最高にうまい。
これ食べたらいちご大福のハードルが高くなりますよ。
白あんと黒あんがあり、個人的には黒が好き。

ただ、入手は、ほんとにしづらい。
12時過ぎにいったのに、売り切れてました…


金沢駅百番街にも出店している、
「六星」(むっつぼし)。1つ160円。

これもべにほっぺかな、
とにかくいちごの粒が大きめ。
そしてジューシーです。
廉価ながら、味のよさはばっちり。
餅のやわらかさは、特筆もの。
卵も不使用なのがうれしいです。

入手も割りかししやすく、
12時過ぎにお店に行ってもゲットできました。



いまだけの味覚、ぜひいまのうちに!!






2013-02-07

エムザに行ったら買いたい 美福のだんご

少し前にめいてつエムザに行ったとき、
地下のお菓子売り場にある「美福」でおだんごを購入しました。


わりと最近エムザに出店したお店。
だんごが自慢で、その場で
みたらしのタレをかけてくれたり
きなこをまぶしてくれたり。



1本100円というお手頃価格も、魅力的です。


個人的には、みたらし、超おすすめ!!
タレの甘辛さが、かなり強くて、
それでもだんご自体がもちもちで甘めなので、
1本ですごい満足感。

エムザみやげに、マストな一品です。






2013-02-06

これぞキングオブB級グルメ@富山 糸庄「もつ煮込みうどん」

先週仕事で富山方面に行き、
たいへんハードなスケジュールで超憂鬱。
同行した同僚さんに「せめてうまいもん食わせてくださいよ」と
からみつづけて、連れて行かれたお店。

もつ煮込みうどんで有名な「糸庄」ですぅ。




富山県立近代美術館の近くにあります。
分店もあるらしい。

この日は超絶寒かったこともあり、
お店は超満員、テーブル席は相席だらけ。
期待できますな。

注文したのは、もちろんもつ煮込みうどん。
単品だと790円。
ライス付きもできるそうです(950円)。

カウンターだと、ご主人がもくもくと
煮込みうどんをつくる様子が見られました。


一度に何個つくってるのか、という量。

待つこと10分ほど、
こちらが、お目当て!!

もつ煮込みうどん!!

出す直前まで、火にかけられていたので、
出てきた瞬間はゴブラゴブラと煮立っています。
当然鬼のように熱いです。
しかも、麺が鍋底に焼きついてはりついていて、
たべづらいのなんのって。


しかし。

これ、

名物になるのも分かる、
最高にうまいB級グルメでした。

まず、もつ。

ぷりぷり、とろとろ。
大量に入っていますが、もっと食べたいくらい。
臭みがまったくないし、
かみ切れないなんてこともない。
人生史上最高のもつかも。

うどんは、やわもち、な感じ。
よく煮込まれていても、もちもち。
味噌味の出し汁とよく合います。


あくまで個人的な意見ですが、
富山ブラックよりも、俄然こっちを食べてほしい。
それくらい、富山の自慢にできる味。


それにしてもここにしろ、
カレーうどんでおなじみの吉宗にしろ、
富山のうどんは独特でおもしろいですね。



2013-02-05

やっぱりホラーマンガの帝王 楳図かずお「おろち」

いわゆる「ホラーマンガ」が好きで
いろいろと買い集めてきました。

その中でもやはり楳図かずお先生は帝王であり、
基本にして究極といえます。

そしてその長いキャリアで、
数多くの名作を手がけた先生。
映画・ドラマ化もされた「漂流教室」、
評論家・呉智英が「日本で五本の指に入る名作」と
激賞した「わたしは真吾」、
自分にとってのウメズ原体験であり、
数多くの子供たちにトラウマを植えつけた「神の左手悪魔の右手」など。

どれも実に読みごたえがありますが
自分が一番好きなのがこちら。

おろち」です。


「おろち」という名の、不思議な力を持つ少女が
狂言回しとなり、さまざまな事件に首をつっこみ、
解決を助けたり助けられなかったり。

そういった小編が、いくつか続きます。

その事件も、殺人事件などもあれば
ほんとささいなこともあり。

これが好きな理由は、
あくまで市井の小さな物語であること、
そしてヒロインのおろちが何者なのか分からないままであること、
おろちがからもうが、結末は非常に暗いものであること。

いわゆるホラーものというより、
サイコホラーに近いかな。

絵はさすがの一言です。

若かりしころの先生。

この「おろち」は今でも簡単に入手できます、
特に「伝染るんです」などの装丁でおなじみの
祖父江慎先生が手がけたものが、超おすすめ。


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