これは名著。
赤ちゃんがいる家庭、みんな読んでほしい。
それくらい、ぐっとくる。
自分が3年子育てをしてきて
到達できた考え方
「子供も人間」「子供も個人差がある」
「あまり細かいことは気にしない」
「でも病気関係は注意」といったことが、すべて示唆されており
もっと早く読めばよかったと後悔しました。
小児科医さんが、新聞に連載した内容をまとめたもので、
子供の視点に立って書かれています。
一人称は、タイトル通り「私は赤ちゃん」。
赤ちゃんの視点から、大人の生活を描きつつ、
赤ちゃんがどう思っているのか、書いています。
初版は1960年とあって、時代背景はいまと大きく違います。
それでも子育ての基本は一緒。
子供の個人差を認める、
マニュアル通りじゃなくていい、
ちょっとくらい小さいからって、それがなんだ。
健康ですくすく育っていれば、それでいい。
そんな当たり前のことを、
再認識できる一冊。
赤ちゃんがいる方、
妊娠中の方、
さらにはもう子供が大きくなった方、
もっといえば独身の方にも、
万人におすすめしたい本です。