2015-11-24

記念日ランチ やさしい滋味あふれるフレンチ tawara

結婚記念日に合わせて、

ちょっとぜいたくなフレンチへ。


スペシャルな日にふさわしい、
すばらしいお店でした。



長町にあるtawara

グルメな知人が勧めており
ずっと気になっていました。
オープンしてからも、地元の雑誌で紹介されることしばしば。
これは絶対おいしいはず。と思いました。

予想通りでした。
いやむしろ予想以上でした。





ランチは3800円(税・サービス料込み)。
完全予約制のワンコースですが
事前に苦手な食材などを伝えておけば配慮してもらえます。

7品くらい出ました。

この値段でこんなにたくさん出るとは。


そしていい意味で期待を裏切るフレンチでした。
フレンチなのに、すっごくやさしい。
まるで和食を思わせる繊細さ。
フレンチといえば、バターどーん!みたいなイメージでしたが
そういうのとはまったく違う創作フレンチ。



前菜。
がんど(ぶり)と何か忘れたけど、大根みたいな野菜のサラダ。
ドレッシングが、なんとびっくり、りんご。
でもその爽やかな甘さがたまらない。
がんども生臭くなく、下処理が絶妙。


パンはおかわり自由、常に焼きたてを供してくれます。
これが香ばしくて超おいしい。
2回おかわりしちゃったくらい。



「西洋の茶碗蒸し」らしい、ビスク。
下にずわいがにが混ぜられたプリン状のもの、
その上に甘エビの濃厚なスープがかかっています。

これがもう衝撃的なうまさ。
甘エビの香りが口いっぱいに広がり、しかも厭味じゃない。


ちぢみほうれん草と温玉。
ほうれん草は炒めてあるのか香ばしい。
その上にほんのりトリュフのソースなどがかけられています。
こんな家にありそうな材料なのに、
お惣菜ではない、スペシャルな味。



メインは魚も肉も出てきました。

魚はタラ。
そのまわりに、とうもろこし粉でできた衣をまぶしてあり、
ソースは春菊。
店員さんいわく「大人の一皿」。
その淡いうまみが、確かに大人の味。
でもすっきりしているから食べやすい。


なんとフォアグラまで。
カブとクレソンとサラダにしていました。
素材のおいしさが前面に出た味。
シンプルだけどおいしいってこういうこと。


肉は能登豚のグリル。
これが豚肉とは思えないやわらかさ。
燻製? してあるのか、香りがいい。
脂身すらおいしい。うまみがあふれる。


デザートのブラマンジェ。
ふわふわ、甘さひかえめ。
ピスタチオの食感が楽しい。




食後のドリンク(コーヒー・ダージリン・ミルクティー・ハーブティー)には
お茶菓子がついてきます。
カヌレっていうフランス菓子も。


味も雰囲気も、店員さんのサービスも極上。

フレンチだけどいい意味で気取らない。

でも味は極上。

何から何まですばらしかったです。




ちょっとぜいたくしたいときに、
tawara、おすすめです。

あっさりめだから、年配の方に特におすすめ!




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