カナザワ映画祭という映画フェスのプレ事業として
「ゼロ歳からの映画館」というイベントが開催されました。
その名のとおり、赤ちゃんなど、小さい子に映画館に体験してもらうイベント。
上映作品は、宮崎駿・高畑勲の巨匠コンビが
若かりしころに手がけた「パンダコパンダ」!!
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DVDもありますが、自分も見たことがなかったので
かなり楽しみにしつつ行きました。
当日は赤ちゃん連れ・おこさん連れの方でいっぱい。
パンダ・さる・とらの着ぐるみがいたので記念撮影もできました~。
で、会場は、すでに閉場された都ホテルの映画館。
スクリーン・映写機はそのまま残っているそうで。
上映前、スクリーンがある舞台の上で走り回る子どもたち。
こんな光景初めて見ました。
しかもそれを許してくれるスタッフさん・・・
で、いざ上映。
電灯が落とされると、泣きだす子もちらほら。
そんな中うちのむすめは「何が始まるの?」といった表情。
上映スタートして、主題歌が流れると。
もうくぎづけ。ガン見。
身を乗り出し、前の席の背もたれにつかまって前のめり。
パンダコパンダは、全部で2話あります。
「パンダコパンダ」とその続編「パンダコパンダ 雨ふりサーカス」。
どちらも30分強、合わせて1時間強。
それでもむすめは強靱な集中力を発揮して、
まったく寝ることもなく、ひたすら前のめりで見てました。
オタクか君は・・・
しかしこの「パンダコパンダ」、実に楽しい映画です。
むすめが一瞬にしてハマるのも分かる。
キャラがかわいいし、お話の内容もこころあたたまる。
そして飽きさせない展開。
「となりのトトロ」の原型とも言われているそうですが、
それも納得できるキャラクターのかわいらしさ。
「雨ふりサーカス」はシュールかつサイケデリックで、
個人的にはポニョを想起させられました。
大人が見ても楽しめるし
子どもはめちゃんこハマれる。さすが宮崎高畑コンビ。
とりあえずむすめさんは映画館に慣れてくれたかな?