金沢の正月和菓子の代表に「福梅」があります。
これは、梅の形をした最中。
その由来は加賀藩の家紋だとか
いろいろ諸説ありますが、
とにかく昔から今まで食べられているお菓子、
ということにかわりはありません。
ただ、この福梅っちゅう菓子、
すっごく甘いんです。
最中に砂糖がたっぷり。
そして中のあんこ。
かなり固めで甘めのつぶあんがぎっしり。
甘いものが大好きな自分ですら、
1~2個食べればもう十分、という感じ。
しかし、大のお気に入りの和菓子屋さん「たろう」に、
そんな常識をくつがえす福梅があると聞くこと2年前。
食べたい食べたいと思い続け、
今年、ようやく、ありつけたのです。
「たろうの小さな福梅」。
5個入りで735円。
もう、あれだよね。
パッケージからして、違うよね。
センスがあふれでてる。
中はこんなの。
小さいです、通常の福梅より
2~3まわりは小さい。
がんばれば一口でいける程度の大きさ。
しかし何が違うって、それだけじゃない。
中。
あん。
「いちごミルク」「キャラメル」「ホワイトチョコ」。
まさかの洋風。
だから食べてみたかったんだよ!!
これがね・・・
これからの福梅はこうあってほしい、
そう思うほど、衝撃的においしかったです。
洋風最中なんですが、しっかり和のテイストも感じられるし、
何よりあんと皮のバランスが。
いわゆる福梅を想像してたら、
相当いい意味で裏切られる、極上スイーツ。
来年も買おう、これは年に一度の楽しみだ。