2013-01-16

茶菓工房たろうのちいさな福梅

金沢の正月和菓子の代表に「福梅」があります。

これは、梅の形をした最中。
その由来は加賀藩の家紋だとか
いろいろ諸説ありますが、
とにかく昔から今まで食べられているお菓子、
ということにかわりはありません。


ただ、この福梅っちゅう菓子、
すっごく甘いんです。

最中に砂糖がたっぷり。
そして中のあんこ。
かなり固めで甘めのつぶあんがぎっしり。

甘いものが大好きな自分ですら、
1~2個食べればもう十分、という感じ。

しかし、大のお気に入りの和菓子屋さん「たろう」に、
そんな常識をくつがえす福梅があると聞くこと2年前。
食べたい食べたいと思い続け、
今年、ようやく、ありつけたのです。


「たろうの小さな福梅」。
5個入りで735円。

もう、あれだよね。
パッケージからして、違うよね。
センスがあふれでてる。



中はこんなの。

小さいです、通常の福梅より
2~3まわりは小さい。
がんばれば一口でいける程度の大きさ。

しかし何が違うって、それだけじゃない。

中。

あん。

「いちごミルク」「キャラメル」「ホワイトチョコ」。

まさかの洋風。

だから食べてみたかったんだよ!!


これがね・・・
これからの福梅はこうあってほしい、
そう思うほど、衝撃的においしかったです。
洋風最中なんですが、しっかり和のテイストも感じられるし、
何よりあんと皮のバランスが。

いわゆる福梅を想像してたら、
相当いい意味で裏切られる、極上スイーツ。

来年も買おう、これは年に一度の楽しみだ。

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