10/16までの展覧会で恐縮なのですが
「ののいちカレード」(野々市市図書館)で開催されている
富田菜摘「ものものいきもの」が実に素晴らしかったです。
大人も子供も楽しめるアートです。
しかも無料!!
廃材で多彩な作品をつくる女性アーティストだそうで、
展示は「金属を使った動物」と「雑誌・新聞を使った人物」に
大きく分かれます。
前者は子供でも興味深く眺められ、
後者は大人が、心がえぐられるような。
図書館に行ったついでにふらっと寄っただけですが
期待以上、感動しました。
しかも撮影OKです(フラッシュ不可)。
動物はこんな感じ。
どこに何を使ってるのかひと目でわかり面白い。
そして個人的に圧巻だったのが奥のゾーン。
新聞や雑誌の切り抜きで人間の像。
よーく見ると、顔はすべて雑誌の顔写真を切り抜いたもの。
グロい。
これら人物の作品はすべて社会風刺を感じさせますが
メッセージ性というよりも
社会の縮図をちょっと違和感あるアートで表現、
という印象。
キモくていい。
しかもこういう作品一つ一つに
かなりリアルな名前がついています。
すっごく心がゆさぶられました。
これが無料で見られるなんて、ありがとう野々市市。