2009-05-20

ポイント割引の真実

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20090423/329055/

日経BPより。
なぜ「20%ポイント還元」がなくならないのか?――行動経済学を知る
という記事。

例えば、5万円のデジタルカメラを「20%ポイント還元」で買うと、1万円分のポイントが付く。伝統的な経済学、というより算数で考えれば、5万円のデジカメと将来買う1万円分の商品と合わせて6万円分を5万円のお金で買うのだから、割引率は(6万円-5万円)÷6万円=16.7%になる。

 5万円の16.7%引きは4万1667円である。冷静かつ合理的に考えれば、「4万1500円に値引きされた定価5万円のデジカメ」を買ったほうが「5万円、20%ポイント還元のデジカメ」を買うよりも得である。


(中略)

逆に言えば、「20%ポイント還元」に釣られる筆者は、非合理な顧客心理を企業側にいいように利用されている“愚かな消費者”なのかもしれない。しかし、企業にとっては少ない割引で済み、筆者も「損をした」とは思わずワクワク感で満足しているのだから、両者にとって幸せだとも思う。そういう面が全くなければ、「20%ポイント還元」のようなものは世の中から消えていくはずだ。



なるほど。分かりやすい。

よく電気店で見る「ポイント還元」には
こんなカラクリがあったのですね。
数字で計算するとよく分かります。

時と場合によっては現金で値引いてもらったほうが
いいのですね…

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