バンド臨終図巻 速水健朗 円堂都司昭 栗原裕一郎 大山くまお 成松哲 河出書房新社 2010-04-22 売り上げランキング : 201712 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
これはおもしろい本です、
音楽好き、特にロックが好きな人にはぜひ読んでほしい!!
この本、山田風太郎さんの名著「人間臨終図鑑」のバンド版。
(冒頭の序文に書いてありました。)
1960年代から現在(出版された2010年ごろ)まで、
いろいろなバンドの解散理由を列記してあります。
オマージュもとの「人間臨終図鑑」と同じく
淡々とした記述が続くので非常に読みやすい。
最初はまさかのハナ肇とクレージーキャッツ。
その後はもちろんビートルズやら
ビーチボーイズやら出てきますし、
解散していない長寿バンドもたまに登場。
ガンズとかストーンズとか。
バンドによっては1ページいかないものもあれば
数ページにわたるものも。
ビートルズが数ページなのは分かるけれど
X JAPANが長いのも不思議・・・
かなりロックバンド寄りです、
ブラックミュージック系は少ない。
JACKSON 5やコモドアーズくらい。
古いロックミュージックが好きな方はすごくおもしろく読めると思います。