2012-04-17

「バンド臨終図鑑」

バンド臨終図巻バンド臨終図巻
速水健朗 円堂都司昭 栗原裕一郎 大山くまお 成松哲

河出書房新社 2010-04-22
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これはおもしろい本です、
音楽好き、特にロックが好きな人にはぜひ読んでほしい!!

この本、山田風太郎さんの名著「人間臨終図鑑」のバンド版。
(冒頭の序文に書いてありました。)

1960年代から現在(出版された2010年ごろ)まで、
いろいろなバンドの解散理由を列記してあります。
オマージュもとの「人間臨終図鑑」と同じく
淡々とした記述が続くので非常に読みやすい。

最初はまさかのハナ肇とクレージーキャッツ。

その後はもちろんビートルズやら
ビーチボーイズやら出てきますし、
解散していない長寿バンドもたまに登場。
ガンズとかストーンズとか。

バンドによっては1ページいかないものもあれば
数ページにわたるものも。
ビートルズが数ページなのは分かるけれど
X JAPANが長いのも不思議・・・

かなりロックバンド寄りです、
ブラックミュージック系は少ない。
JACKSON 5やコモドアーズくらい。
古いロックミュージックが好きな方はすごくおもしろく読めると思います。

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