2013-11-27

「ラテンアメリカ十大小説」木村 榮一



自分のような、
「ラテンアメリカ小説にハマったけど
 何から手をつけていいか分からない」、
そんな悩みを持つ人にぴったりの1冊。


紹介されているのは以下のタイトル。

・ボルヘス 『エル・アレフ』
・カルペンティエル 『失われた足跡』
・アストゥリアス 『大統領閣下』
・コルタサル 『石蹴り』
・ガルシア=マルケス 『百年の孤独』
・フェンテス 『我らが大地』
・バルガス=リョサ 『緑の家』
・ドノソ 『夜のみだらな鳥』
・プイグ 『蜘蛛女のキス』
・アジェンデ 『精霊たちの家』


なぜラテンアメリカに独自の文学が生まれたか。
そもそも植民地となり、
スペインやポルトガルの言語が
使われるようになってからの歴史が短い。
そういった視点からの解説があるものありがたい。

とっつきづらそうな作品も多い中で
なんというか興味が持ちやすい内容です。




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