知的生産の技術 (岩波新書) 梅棹 忠夫 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
以前もご紹介した『知的生産の技術』。
著者の梅棹忠夫さんは、この本の中で
ご自分なりの読書術も披露されています。
梅棹さんいわく、
1、まずはその本のテーマを知る
2、自分がピンときたとこをチェック
という読書術。
わたしにとって「おもしろい」ことがらだけであって、著者にとって「だいじな」ところは、いっさいかかない。なぜかといえば、著者の構成した文脈は、その本そのものであって、すでにそこに現物として存在しているからである。(中略)必要なら、その本をもういっぺんみたらいいではないか。
(本文より抜粋)
つまり、その本のテーマを知るのは基本だけど
自分が「おもしろい」と思ったところも
同じくらい大切だとおっしゃっています。
なるほど…自分の視点を大切に
ピンときたらきたで、さらにさぐっていけば
もっといろんな知識を得ることができますもんね。