2009-04-15

『「知」のソフトウェア』立花隆

「知」のソフトウェア (講談社現代新書 (722))「知」のソフトウェア (講談社現代新書 (722))
立花 隆


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ジャーナリスト立花隆さんの本を読みました。
立花さんが「知」のインプット・アウトプットについて
ご自分のやり方を解説された本です。

以下、自分がぐっときたことを羅列します。
・本を読んでいて理解できないからといって自分を責めない。
 本の著者が駄目な場合もあるので、そういうときはとっとと他の本を読む。
・社会調査の方法などを知っておく。
 そうすると、その本で述べられている
 社会調査が恣意的なものかどうか見分けられる。
・取材は、1に準備、2に想像力。
・問うことは問われることでもある。
・取材時は、相手の話す内容が客観的事実かその人の意見か
 しっかり見極める。
・いい文章を書くためには、いい文章をたくさん読む。
・詭弁を見破るために論理学をかじるべき。
・表現力を磨くためには文学と心理学を知るべき。


なかなか参考になることがたくさん書いてありました。
特に取材について解説した項目がおもしろかったです。

立花さんは、あとがきで「あくまでこれは私のやり方を
解説しただけ。あなたにとって一番の方法を探しなさい」という旨のことを
説かれていました。
自分なりの方法で「知」をたくわえるようにしたいです。

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