2011-04-07

「そこに自分はいない」

自分は取材して記事を書く機会が多いのですが
そのときに心がけていること。

写真家の木村伊兵衛さんが撮影するときの心得として表現した言葉
「そこに自分はいない」。
これをテーマにしています。

インタビュー記事では、その取材対象が一番大切。
原稿を書くときに、ライターの自己主張はいらない。
平易な文体で、分かりやすい構成で
取材対象の話したことを文章にする。
それこそがプロの仕事だと思っています。


ずいぶん前、雑誌に載っていた芸能人インタビューの
記事を読んだとき、インタビュアーの主観が入っていて
非常に読みづらく、がっかりしたことがあります。

その書き手の名前が売れているならいい。
書き手へのファンがいるでしょうから。
でもそうでない場合は、個性は省くべき。


広告のキャッチコピーはこれと少々毛色が違うように思います。
こちらはまだまだ未熟です…

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