知の編集術 (講談社現代新書) | |
おすすめ平均 世界の未来を切り開き、個人の明日を描く編集術 かなりマニアックな難解さです。何かを伝えようという努力を全く感じません。 編集という方法論の実践 私は好きです 編集作法を編集してください Amazonで詳しく見る by G-Tools |
「編集」ということばを広くとらえ、
人生のあらゆる部分に「編集」を活用しよう、と案内した1冊。
しかしながら内容が複雑すぎる。
参考になる意見もちょこちょこあるのですが
松岡さんのおっしゃる編集術を実践するために覚えることが多すぎる。
かなり記憶力がよい人向けの編集術でした。
前半は編集と編纂の違い、
編纂に比べて編集は自由度が高いこと、
編集とは新たな対角線を発見すること、
編集は情報の分母を意識する(例:西武百貨店の糸井重里のコピー「おいしい生活」)、
言い換えの大切さなどを解説していて
こちらは分かりやすく、編集の基本をおさえているといってよいでしょう。
後半はちょっと内容が多岐にわたりすぎていました。
編集に興味を持った方というより、編集にかかわる仕事をしている方が
読んだほうが参考になりそうです。