2011-09-12

刑務所の中へ

先日ねんがんの刑務所の中へ行ってきました!!

もちろんなんかしでかしたわけではなく、年1回開かれる
矯正展に行ってきたのです。



花輪和一先生の「刑務所の中」というマンガを読んで以来、
ずーっと興味があったのです。


内部見学会を受け付けており、正直回数限定されていると
勝手に思い込んでいたのですが・・・
午後2時半まで、1時間に1回程度のペースで受け付けていました。

まさか行けるとは思っていなかったので、すぐ受け付け。
ベビーカー持参もOKだそうで。撮影はもちろん不可。


時間になり、すっげー重そうなシャッターががらがら開き、いざ入場。

自分らはベビーカーなので、迷惑と思い最後尾へ。
そしたら職員の方も最後尾にいたため。あれこれと質問できました。
後ろのほうが楽しいじゃないか。

で、あれこれと質問しました、取材ばりに。

まず塀の上にワイヤーがはりめぐらされ、
「あれってやっぱり電流が流れてるんですか?」と聞いたら
「いやーそんなことはないよ、でもワイヤーが切れたら
すぐ知らせる仕組みになってるよ。ワイヤーが切れたら
発砲だね」と。

発砲!!許可が出るってことか?

おおおお。刑務所だ。


で、いろんな工場をみせてもらえます。

どこもぼろい。しかもクーラー・ヒーターはなし。まあ罰だからな。

お風呂も見学できます。こちらは超きれい。
でも夏場に週3回、冬場に週2回しか入れず、
しかも毎回15分。
説明してくださる職員さんが「15分で入らせる」と
おっしゃっていたのが印象的でした。

食事のサンプル・写真も展示されていました、
意外と豪華、夕食には鮭の切り身がありました。
食事をつくるのも囚人だそうですよ。


工場に貼ってあった9月下旬の目標、
「社会復帰の目標を立てよう」が地味に効きました。


30分ほどで終了しましたが、とにかく異次元の体験でした。

こんなおもしろい体験が無料でできるなんて。
これはぜひ行っていただきたい。
年1回のレア体験。
こんなところに入りたくねえ…と痛感。


刑務官と囚人の服

刑務所の中刑務所の中
花輪 和一

青林工芸舎 2000-07
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

このブログを検索