ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書) | |
おすすめ平均 Webを知るのに、参考になる 刺激的な本 自著の主張を裏切った梅田の「罪」 ウェブの"違和感"を整理してくれる webの動向と,それに対する著者の洞察を読むべき Amazonで詳しく見る by G-Tools |
インターネットが登場して10年。いま、IT関連コストの劇的な低下=「チープ革命」と検索技術の革新により、ネット社会が地殻変動を起こし、リアル世界との関係にも大きな変化が生じている。ネット参加者の急増とグーグルが牽引する検索技術の進化は、旧来の権威をつきくずし、「知」の秩序を再編成しつつある。そして、ネット上にたまった富の再分配による全く新しい経済圏も生まれてきている。このウェブ時代をどう生きるか。ブログ、ロングテール、Web2.0などの新現象を読み解きながら、大変化の本質をとらえ、変化に創造的・積極的に対処する知恵を説く、待望の書。
梅田望夫(うめだ・もちお)さんの本を読みました。
シリコンバレーで活躍していた方です。
Wikipedia-梅田望夫
ちょっと前に話題になった本です。
ほぼ理想論でまとめられていますが
ウェブに秘められた可能性について
分かりやすく解説しています。
Googleとはどういう考えを持った企業なのか、
Web2.0とは何なのか、ロングテールとはどんな概念か、
オープンソースとはどういったものでどういう意味でつくられたか、
ウェブにまつわるさまざまな言葉・固有名詞を
説明しています。
それらの解説が、かみ砕かれたもので
あまり専門用語を使っていないのが好感触。
これからウェブが発展するにつれ、どういうことが起こるのか。
ウェブという概念を漠然としかとらえられていない人におすすめ。
ただし理想論が多すぎるので信じすぎるのはダメ。
ウェブの知識を蓄えるという目的で読むのがよさそうです。