2011-06-21

地元のフリーペーパー読み比べ

先日、地元のフリーペーパー2冊を入手。

ストアインク」が発行している「FAVO」と
KCC」が新創刊した「LINK」です。



KCCのほうがこちらでは老舗です。
ストアインクはここ数年で急成長したという印象。


FAVOは腕のいい編集者を入れたのか、
急にクオリティが急上昇しました。

LINKは、もともとKCCが作っていた若い女性向けフリペ
「a・haha」をリニューアルしたもよう。
a・haha好きだったのに休刊しちゃったのか。
まあ、正直最近はマンネリ化が否めなかったけど。

LINKの紙面


FAVOの紙面


完全に主観で、どっちが優れているのか
見比べてみました。

●文章…LINK
安定感があり読みやすい。
FAVOはクセがある文章ですね。わざとかもしれないけど。

●企画…FAVO
毎回おもしろい企画をたててるなー、という印象。
読みたくなるような内容です。
たとえば今回のものは「女子も食べたいサラリーマン定食」。
地元の雑誌でもやらないような特集です。
よく思いつくな。すばらしい、発想を真似たい。

●取材力…LINK
こちらのほうがよく調べたうえで
記事を書いていると思います。
文章がしっかりしているから、そう思うのかな。

●デザイン…FAVO
パッと見たときの印象がすばらしい。
読みたくなるような、すっきり感がありますね。
見出しの置きかたとか。特に表紙は毎回、いい!
しっかりとコンセプトをもってつくっていると思います。


どちらの冊子も、フリー。
地方都市でこのクオリティは、地元のひいき目かもしれませんが
立派なことだと思います。

フリーならではの自由さと、
広告を集めないといけない制約。
その中でいかにうまくやっていくか、
毎回勉強させてもらっています。

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