先日、金沢21世紀美術館で開かれた「21世紀塾」の
第一回に行ってきました。
http://g-pan-noldren.blogspot.com/2008/07/blog-post_17.html
(開催をお知らせしたエントリです)
当日券が若干数出るとのことで
開場の1時間前に乗り込み、前売をゲット。
この日の出席者は、リリー・フランキーさん、
映画監督の河瀬直美さん、そしてコーディネーターである
メディアプロデューサーの桑原茂一さん。
ぐっと来たり、「へー」と思ったコメントを抜粋してご紹介します。
■リリーさん
・「金沢は修学旅行以来」
・「さほど自分に興味がなく、どう思われているのかも興味がない。
それより周りの人たちに興味がある」
・「『東京タワー』を自伝的といわれたのには抵抗があった」
・「自分にヘンな力をいれず気楽にしたほうがよい」
(くだらないことでクヨクヨ悩んでしまうという参加者の相談に対して)
・「エロトークは突然するほうがよい、多分」
(さわやかにエロトークをする秘訣を聞かれて、
この質問をしたのは友人のカレクック!!)
・「何事も身近なフィルターを通したほうがよい、
そうすることでおもしろくなる」
・「編集者は長い付き合いの人が多くて、
そのほとんどの人は『一緒にものづくりをしている』という意識が高い」
・「石井輝男監督の『盲獣vs一寸法師』という映画に出演したとき、
監督にほめられた。セリフを噛んでも
『もう一回やらせてください』って言わなかったから。
そのときに、映画は監督のものだと痛感した。
だから、(今度公開される新作)『ぐるりのこと』の出演依頼を受けた際も
悩んだけど、監督である橋口亮輔さんが出てほしいっていうから」
・「自分は俳優でもないのに、こんな想像するのはおかしいんだけど。
人生で一番あこがれるのは、まず何かの映画賞をもらって、
その翌年、プレゼンターとしてテレながら
自分の名前を再度読み上げること。
映画賞受賞者の名前が書かれた封筒の中身を見て、
テレながら『リリー・フランキー』っていいたい。あほみたいですけど」
■河瀬監督
・「いつかコメディを撮りたい。ずっとあこがれていて、
以前も撮ろうとしていた。フラダンスの話を。でもそんなとき、
余命いくばくもない知人から『私を撮ってくれ』と頼まれた。
数回会ったことがある人だったのに。
それが『沙羅双樹』につながった」
・「実は映画をそれほどたくさん見ているわけでない。
初めて映画をつくったリュミエール兄弟の作品は知っているけど」
・「友達は3人だけいるのがベストだと思う」
・「映画をつくるとき、一番気にしているのは
自分が一番楽しむこと。自分が観客になっても
楽しめるかどうか、考えている」
(私が、『映画をつくるとき、一番気をつけていることは?』と
質問させていただき、そのお答え)
・「映画評論家は、なんとも思わない」
(私が、『映画評論家をどう思いますか?』と
質問させていただき、そのお答え)
http://kanazawa.keizai.biz/headline/288/
↑この記事、詳しく紹介してくれています。
今後の自分に生かしていきたい、
「金言」が多かったです。
行ってよかった。
誘ってくれてありがとう、カレクック。